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レスターシティのイギリスプレミアリーグでの優勝は凄い?

      2016/06/11

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長らく2~3部リーグに留まったレスターは、2014-15シーズンにプレミアへ昇格したばかり。その昨シーズンは、一時最下位に沈みながら、終盤の巻き返しでどうにか14位で残留した。
レスターはあと何シーズン、プレミアに居続けることができるだろうか……と思われた矢先のことだった。あのレスターが、このレスターが、なんと今シーズンは首位を走り、奇跡の優勝まで残り1試合。
レスターシティが優勝したらどのくらいすごいことですか?恐竜ネッシーが発見され可能性と同じ位とか?そんなに?検証してみました。

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A)レスターの沿革
1884年にレスター・フォッセとして創立され、1919年に現在の名称となる。2002年に現在の本拠地、キング・パワー・スタジアム(2011年までの名称はウォーカーズ・スタジアム)に移転する。1990年代後半はエミール・ヘスキー、ロビー・サヴェージ、ムジー・イゼットなどを擁してトップ10圏内に食い込むなど健闘していたが、2003-04シーズンにプレミアリーグ(イギリストップリーグ:構成20チーム)から降格してからは、下部リーグでのシーズンが続いた。2007-08シーズンは2部リーグ圏内(構成24チーム)で降格圏内の22位で終了したため、クラブ創設以来初となる3部リーグへの降格が決定した。2008-09シーズンにリーグ1を制し、1シーズンでのチャンピオンシップ復帰を決めた。

2010年、経営難に陥った事から、タイの資本家ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバが経営権を取得。以後、阿部勇樹や岡崎慎司などアジア人の獲得に積極的になる。

B)過去12年間成績

シーズン ディビジョン FAカップ 最多得点者
リーグ(順位) 順位
2003-04 プレミア(1) 18位 3回戦敗退 ポール・ディコフ
レス・ファーディナンド
13
2004-05 チャンピオン(2) 15位 準々決勝敗退 デヴィッド・コノリー 13
2005-06 チャンピオン(2) 16位 4回戦敗退 マルク・デ・フリース
ジョーイ・グジョンセン
イアン・ヒューム
9
2006-07 チャンピオン(2) 19位 3回戦敗退 イアン・ヒューム 14
2007-08 チャンピオン(2) 22位 3回戦敗退 イアン・ヒューム 11
2008-09 リーグ1(3) 1位 3回戦敗退 マッティー・フライアット 32
2009-10 チャンピオン(2) 5位 4回戦敗退 マッティー・フライアット 13
2010-11 チャンピオン(2) 10位 3回戦敗退 アンディ・キング 16
2011-12 チャンピオン(2) 9位 準々決勝敗退 デヴィッド・ニュージェント 16
2012-13 チャンピオン(2) 6位 4回戦敗退 デヴィッド・ニュージェント 16
2013-14 チャンピオン(2) 1位 3回戦敗退 デヴィッド・ニュージェント 22
2014-15 プレミア(1) 14位 5回戦敗退 レオナルド・ウジョア 13

 参考資料①:イギリスサッカー層の厚さが理解出来ます(以下に多数リーグ構成が存在)

順位 リーグ名(カッコ内はリーグ名のメインスポンサー名)
1 プレミアリーグ
(バークレイズ・プレミアリーグ)
20クラブ
2 フットボールリーグチャンピオンシップ
(スカイベット・チャンピオンシップ)
24クラブ
3 フットボールリーグリーグ1
(スカイベット・リーグ1)
24クラブ
4 フットボールリーグリーグ2
(スカイベット・リーグ2)
24クラブ
5 カンファレンスナショナル
(スクリル・プレミア)
24クラブ
6 カンファレンスノース
(スクリル・ノース)
22クラブ
カンファレンスサウス
(スクリル・サウス)
22クラブ
7 ノーザンプレミアリーグプレミアディヴィジョン
(エヴォスティックリーグノーザンプレミア・プレミアディヴィジョン)
20〜24クラブ
サザンフットボールリーグプレミアディヴィジョン
(エヴォスティックリーグサザン・プレミアディヴィジョン)
22〜24クラブ
イスミアンフットボールリーグプレミアディヴィジョン
(ライマンフットボールリーグ・プレミアディヴィジョン)
22〜24クラブ
8 ノーザンプレミアリーグディヴィジョン1・ノース
(エヴォスティックリーグノーザンプレミア・ファーストディヴィジョン・ノース)
22クラブ
ノーザンプレミアリーグディヴィジョン1・サウス
(エヴォスティックリーグノーザンプレミア・ファーストディヴィジョン・サウス)
22クラブ
サザンフットボールリーグディヴィジョン1・セントラル
(エヴォスティックリーグサザン・ディヴィジョン1・セントラル)
22クラブ
サザンフットボールリーグディヴィジョン1・サウス&ウェスト
(エヴォスティックリーグサザン・ディヴィジョン1・サウス&ウェスト)
22クラブ
イスミアンフットボールリーグディヴィジョン1・ノース
(ライマンフットボールリーグ・ディヴィジョン1・ノース)
22クラブ
イスミアンフットボールリーグディヴィジョン1・サウス
(ライマンフットボールリーグ・ディヴィジョン1・サウス)
22クラブ

参考資料②:メンバー(選手名)2016年2月4日現在

No.  出身国旗 Pos. 選手名
1 デンマークの旗 GK カスパー・シュマイケル (副主将)
4 イングランドの旗 MF ダニー・ドリンクウォーター
5 ジャマイカの旗 DF ウェズ・モーガン
6 ドイツの旗 DF ロベルト・フート
8 イングランドの旗 MF マティ・ジェームズ
9 イングランドの旗 FW ジェイミー・ヴァーディ
10 ウェールズの旗 MF アンディ・キング
11 イングランドの旗 MF マーク・オルブライトン
12 イングランドの旗 GK ベン・ハマー
13 ガーナの旗 MF ダニエル・アマーティ
14 フランスの旗 MF エンゴロ・カンテ
15 ガーナの旗 DF ジェフリー・シュラップ
17 イングランドの旗 DF ダニー・シンプソン
18 イングランドの旗 DF リアム・ムーア
20 日本の旗 FW 岡崎慎司
22 イングランドの旗 MF デマレイ・グレイ
23 アルゼンチンの旗 FW レオナルド・ウジョア
24 イングランドの旗 MF ネイサン・ダイアー
26 アルジェリアの旗 MF リヤド・マフレズ
27 ポーランドの旗 DF マルチン・ヴァシレフスキ
28 オーストリアの旗 DF クリスティアン・フックス
30 イングランドの旗 DF ベン・チルウェル
32 オーストラリアの旗 GK マーク・シュワルツァー
33 スイスの旗 MF ギョクハン・インレル

 C)近年(3年)の軌跡

①2年前(2013-14)シーズン

2014年4月、 2対1でシェフィールド・ウェンズデイFCに勝利し、さらにクイーンズ・パーク・レンジャーズFCとダービー・カウンティFCが敗戦したため、その時点で2位以上が確定し、プレミアリーグ復帰を4月の段階で決定させた。レスターのプレミアリーグ復帰は、2003-04シーズン以来、10年振り。4月22日、ボルトン・ワンダラーズFCに、アウェイで1対0で勝利し、2013-2014シーズンのチャンピオンシップでの優勝が決定した。

②昨年(2014-15)シーズン

2014-15シーズンは、リーグ終盤まで最下位に沈んでいた、2015年4月以降の9試合は7勝1分1敗と強烈な“追い込み”で見事プレミアリーグに残留した。最終順位は14位であった。2015年6月26日、日本代表FW岡崎慎司の獲得を発表した。岡崎獲得から4日後の30日には残留の立役者であるナイジェル・ピアソン監督を解任した。解任の要因として、シーズン中に相手選手の首を絞める問題行動を起こしたことと、6月17日にはピアソン監督の息子のジェームズも、5月に行われたアジアツアー中に乱交パーティーを行い、人種差別的発言をしたことで解雇された責任を問われたとされている。

③今年(2015-16)シーズン

2015-16シーズンは、解任されたピアソン監督の後任としてかつてチェルシーFCなどを率いたイタリア人指揮官、クラウディオ・ラニエリが就任した。当初のチームの目標は、あくまで残留であり、ラニエリが強調するように、勝ち点40が目標であった。しかしながらシーズン開幕後は誰も予想もしていなかった快進撃を続け、2003年にルート・ファン・ニステルローイが打ち立てた連続ゴール記録を抜き、リーグ最長の11試合連続ゴール記録を達成したジェイミー・ヴァーディらの活躍により、アーセナルFCに次ぐ2位で前半戦を終えている。2016年4月10日、サンダーランドAFCと対戦。2-0で勝利して、クラブ史上初の欧州チャンピオンズリーグの出場権を獲得した。

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D)まとめ
レスターにはプレミアリーグでの優勝経験がないので、ラニエリ監督は選手たちに”今季のチャンスは繰り返すことができない”ことを強調し、奮起を促しています。今季の勝因はレスター各選手の長所を最大限に活かした戦術がよく当たりと他のチームの不調が重なり奇跡的結果をもたらしています。しかし来季は当チームに対する対策の為、ライバルは選手補強等が必ずされ、逆に我が選手の調子が来季も良い保証はまったくありません。
常勝チームには強い(良い)選手が多数して選手層が厚く、年間を通しても勝率と安定感があります。それな強いチームには一般的に財力のあるスポンサーがサポンサーになり、その財力で監督から選手、マッサージやマスコミ対策まで考えられるチーム力、補強・充実できるチームスポンサーを持てるチームとそうでないチームの差は大きいです。レスターのチーム力をいかにレベルアップするか?十分な財源なく、その達成は困難です。逆に来季も優勝に近い結果をもたらせば奇跡の連続し、これは奇跡の連続がなるかということで既に来季への楽しみです。
③日本代表岡崎選手が持ち味のタフさで是非、自身で優勝のゴールとまた他選手のゴールをアシストすることで歴史的偉業に貢献した証を残して欲しいです。彼は様々な逆境を味わいながら超えてきた故にもつ強さが求められる、本日のマンユウとの優勝決定戦でも持てる実力を存分に発揮できる選手と想います。  

④2016年5月1日マンユウとの試合結果(1-1のドロー)
立ち上がりから圧倒的にボールを支配されたレスターは前半8分、右クロスからMFマルシャル(20)に決められて開始早々に失点。しかしレスターも同17分、ゴール正面やや左でFKを獲得すると、DFモーガン(32)が気迫で押し込み、追いついた。後半41分には守備の要であるMFドリンクウォーター(26)が2度目の警告を受けて退場となったが、集中した守備で終盤の猛攻をしのぎきった
レスターの日本代表FW岡崎慎司(30)は4-4-2のツートップ右FWで先発。開始早々に難しいクロスからヘディングでシュートを狙うなど、世界中のサッカーファンが注目する一戦でいつも通りの気迫あふれるプレーを見せ、後半22分にベンチに下がった。
今日の試合でレスター勝てばクラブ創設132年目で初のリーグ優勝が決まる可能性があったプレミアリーグのレスターは、敵地のマンチェスターU戦で1-1で引き分け、優勝を決めることはできなかった。
明日、2日(日本時間5月3日午前6時~)のチェルシー-トットナム(アウェイ)戦で、2位トットナムが引き分け以下に終わった場合、レスターの優勝が決まる
トットナムが2日(日本時間3日)のチェルシー戦以降の残り試合を全勝しても追い付かないため。レスターは次戦で引き分けか負けでも、チェルシー―トットナムの結果次第で優勝が決まる。 トットナムはチェルシー戦後は残り2試合、8日のサウサンプトン戦と15日のニューカッスル戦(最終戦)です。詰まりレスターの優勝は2日または8日、遅くても15日には決定します。但しこれらの日付は現地時間です。   

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