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中国第19回党大会で知る中国脅威論と建国70年2019年を越えられず?

      2017/10/22

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10月18日から中国では5年ぶりに第19回党大会が開催されます。この儀式で巨大な中国を牛耳る新チャイナ・セブンが発表される。その顔ぶれ等から2022年までの第二期習近平体制は独裁体制強化がされる一方で、建国70年目2019年を越えられない説とその真意を検証しました?

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中国と共産党とは?

建国は1949年10月1日、人口は2015年に13億7462万人で世界1位、国土はロシアに続きどこまでを国土として含みかによってアメリカと順位が入れ替わり2位又は3位といえます。

注目はGDP、2014年には約2,000兆円で近差のアメリカが1,900兆円を越えて世界1位、日本はアメリカに続き3位ながら560兆円で1/4強でしかない。しかし中国人口では10倍以上の差があるので一人当たりの生産額は日本の1/3程度です。

何よりもする注目すべきは政治体制の違いです。もしアメリカに共和党だけ、日本に自民党だけが認可された政党だとすれば、どうなるでしょうか?

更にその一党(共産党)が国を指導しやすくする為に、党の権威が憲法よりも高く、党が軍・警察・司法・政治の全てを握っています。

古今東西、汚職等の犯罪はどこの国にも有ります。どんな人でも自己中心的思いはあるものです。それを阻止するのが宗教・道徳心による心と警察・裁判所等の具体的犯罪抑止力ですが、中国の場合、それらの抑止力まで党の権限内に置かれているので汚職が国のトップクラスから末端まであらゆる分野にはびこっています。

習近平書記長の汚職撲滅スローガン

5年前の2012年就任以来、習近平書記長か掲げてきた主要スローガンの1つが汚職の撲滅です。中国全土のあらゆる分野に浸透した露骨な社会悪はもやは社会と国家の正義を誰も信じられない程に汚職がはびこり、共産党の統治能力と正義を守る信頼は失墜して、抗議デモ・暴動・犯罪が増加の一途にあります。それを阻止できなかれば近い将来、国家は崩壊するとして秩序回復を主題目的に汚職撲滅運動を展開してきました。

それにより多くの不正が暴かれてきました。いかなる大物共産党員でも汚職犯罪者は取り締まる事を習近平書記長は「虎(大物)もハエ(小物)も同時に叩く」として徹底しました。

一例を上げれば中国の司法・公安部門のトップを占め、莫大(ばくだい)な石油利権を持った元中央政治局常務委員の周永康(しゅうえいこう75才)、人民解放軍制服組元トップの郭伯雄(かくはくゆう75才)を慣例だった「刑は常務委員には及ばない」という党の常識を破り正義を貫いた様です。

しかし、そこは中国の伝統的政治風土で敵は法律で裁いても味方にはさにあらず。彼が徹底して取り締まったのは反習近平のグループであり、この運動の主目的は民衆に正義の裁き見せつつもより本質的目標は敵対勢力の撲滅です。

その為に民主活動家あるいは住民運動リーダーなどに対する締め付け・弾圧も同じ罪状でした。

党書記長から主席は大統領から皇帝に

彼の意図する改革と目標は次期指導者リスト候補「習近平、李克強、汪洋、胡春華、韓正、栗戦書、陳敏爾」が一部で既に発表されました。しかしまだ定かではなく日々、残り一ヶ月余りでも人名は変わりえます。

その戦いは日本の組閣時期に繰り広げられる駆け引きと比較になりません。得るべき位置を失えば政治生命だけでなく、全財産や時には命さえも奪われてしまう政争です。

確かなのは過去にあった「毛沢東の独裁」の様な事の再発阻止の為に封印してきた「主席」のポストを復活させたことです。1953年生まれで64才の習近平書記長は5年後69才で5年の2期を経て本来は次期後継者にポストを譲るルールがあります。

しかし、それはタブーされてきた主席を復活させた様に彼の野心が例外をもたらす可能性が大です。大統領は選ばれた立場ながら、皇帝は死と謀反以外に絶対権力者の立場を失うことはありません。法の上に皇帝は立ち得る意味で習近平書記長は間もなく念願のその位置を得るに至る様です。

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まとめ

習近平書記長の次期5年任期2022年前に2019年に建国70年を迎えます。政治闘争を目的に汚職撲滅運動が徹底されても、中国の社会正義は根本からは正されず、民衆は事ある毎に暴動・ストライキ等が大小様々に毎年何万件と発生しています。

中国のリーダーが最も恐れるのは今までもこれからも1989年の様な天安門事件です。統治者の不義と不正は一時は押さえられても、その不満は蓄積して必ず統治者に鉄槌をくだすでしょう。

世界中に犯罪者の無い国はありませんが、国家の指針が犯罪者を生み出している事は大問題です。今でも言論・集会結社の自由を奪う一党独裁の政治体制には明確に欠陥があり、それを力と詭弁で封印するには限界が近づいているようの思えてなりません。(追記予定)

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