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エントロピー増大の法則に反する人類史と平和実現

   

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自然科学の法則に「エントロピー増大の法則」と言う、良く知られた法則があります。
断熱系において不可逆変化が生じた場合、その系のエントロピーは増大する。
エントロピーとは分子の乱雑さのことを表しています。

この事を具体的に表すと水に赤インクを垂らすと広がります。
赤インクが広がった状態で分子が乱雑であり、「エントロピーが大きい」ということになります。

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「エントロピー増大の法則」は自然界に広く拡大解釈されています。

エントロピー増大の法則

高温水と低温水は隣り合わせの隔離状態から境界を除去して放置すると高温水が低温水側に流入して均一かする。
走行自動車の運動エネルギーは停止させると主にブレーキパットとタイヤの消耗と発熱で不可逆的に拡散する。
水は自然の状態においては高い所から低い所に移動する。

更に拡大解釈が進み

ビックバンから始まった大宇宙の未来は最終的にかなり先の話だとしても、
数百兆年先にはエネルギーが尽きる時が来ると予測する人もいます。

エントロピー増大の法則は閉じられた領域内に存在するエネルギー体は
より安定的に低い状態になろとする傾向がある。

更に安定的にエネルギーが低い状態は表現を変えると
秩序状態からより無秩序状態になった事を意味します。
そして最終的にこれ以上、無秩序になれない時が訪れて安定します。

はたして、このエントロピー増大の法則は万能であろうか?
諸行無常、全ては変わり行く、はかなき事を知るべし。
全ての秩序あるものは無秩序化に長い時間をかけて必ず到達するものだろうか?

人は生まれ、育つが必ず生命の終わる時が来ます。これは生物の宿命です。
しかし人類は着実に文化・芸術・技術・科学を進歩発展させています。
これはエントロピー増大のルールに反するものです。

勿論、人類の負の遺産、憎しみの増大で起こした数々の戦争は無秩序化に値します。
これから起こるかもしれない核戦争による極端な破壊状態を
考慮すればエントロピー増大の法則は正しい事になるのかもしれません。

一方で皆が正常な状態では災害の少ない 秩序ある自然環境と社会を望んでいます。
できるだけ地震、台風の少ない環境、紛争の少ない社会を。

しかしそれを阻むものは純粋な自然災害を除いて残る人災、
人が人に害を与え続ける自己中心的思いと行動を、
いまだ多くに人々が個人的にも国家的にもコントロールできずにいます。

ある人達はそれが人間、人生だと、永遠に戦争は無くならず、エゴも無くならないのだと。

私はそうは思わない、隣人は勿論、地球の裏側での出来事もその気になれば知り得る現代、
大多数の人々の感性が磨かれれば隣人の喜怒哀楽が
理解できその範囲は地球の裏側まで及ぶはずです。

最近ではそこまで情感は知り得て実感できなければ本心が欺瞞である事、
各人が自覚してそれを実現できなければ良心が負債を感じるレベルに近づいています。

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まとめ:人類の願望とその文化の蓄積はエントロピー増大の法則に反する

135億年前にビックバンから始まった大宇宙の拡大は果たしてエネルギーが
拡散する、無秩序化する、安定化する方向を目指しているのだろうか?

大宇宙に何億万個もある恒星の一つに過ぎない太陽系に属する小さいな地球の誕生は
宇宙誕生から100億年後、今から35億年前に誕生、更に生物の起源アメーバーはその10億年後、
そして人類誕生はおよそ250万年前、地球誕生46億年を1年間に見立てる地球カレンダーによれば

人の誕生は大晦日12月31日午後7時半頃で、石器文明がスタートしたらしい。
全員ではなくても大多数の人々が幸福を求め努力を重ね、争いながらも希望を持ち続けて今を迎えています。

人が持つ向上心とその表れ、努力はエントロピー増大に反するものです。
全員が死して灰になるとも人々の英知は大宇宙を探訪する準備中です。
もう一歩で、地球村の争いに大局的解決の日が近づいている事を感じます。

その日は人類が秩序を確立して悲願の恒久平和がスタートして、
エントロピーの法則は人類史に適用できない事を誇り高く宣言出来る日でもあります。  完

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