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映画怒りのあらすじをネタバレ、そして怒り・愛・信頼を学ぶ

      2016/09/21

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 ♥怒りの原作者:吉田修一と映画監督:李相日のコンビが2011年の前作『悪人』で5部門の賞を獲得した作品を超える挑戦として世に問うのが本作です。

万民が抱えている『怒り・愛・信頼』は与えられ環境・出会い・時代において千差万別の選択を重ね異なる行き先、結論をもたらします。その事を本作では3ヶ所で繰り広げられる『怒り・愛・信頼』が異なる結論に至る過程で実感した多種多様な印象を残すと思う。観た人の心境によって余りにも異なる感想がよさられると思う。下記にあらすじとそのポイント、まとめを紹介します。

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あらすじ%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8e%e6%80%92%e3%82%8a%e3%80%8f%e7%9b%b8%e9%96%a2%e5%9b%b3

事の発端は夏の暑い日、八王子で夫婦殺害事件が発生、壁に血塗られた「怒り」の文字、犯人は現場から闘争して早くも1年が経過した。

当初、犯人逮捕は名前「山神一也」と顔写真が判明した事から早期解決と思われたが、それ以上の手がかりやさしたる決め手に欠ける状況を打開策するために、警察は公開捜査に方針転換してテレビ等を通じて犯人の顔写真を大々的に公開した。

犯人は変装しているかもしれないが、全国捜査から(千葉・東京・沖縄の)3ヶ所、3人の容疑者が警察に通報された。

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♥♥千葉のキャスト 父:槙洋平(渡辺謙)、娘:慎愛子(宮崎あおい)、恋人:田代哲也(松山ケンイチ) 友人:明日香(池脇千鶴)

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父洋平は8年前に妻を病気でなくし、依頼男で1つで娘愛子を育て上げたが、ある日突然、家出して東京に行ってしまった。洋平は愛子を追いかけ盛り場で働く愛子を見つけ連れ戻した。

戻った慎親子は漁港で働いていた。そこに正体不明の男田代が現れた。そして愛子は知り合いのおばさんに頼まれて田代の弁当を作ってあげたことから親しくなり、やがて同居・同棲した思いにかられて父洋平に許しを請う。

田代・愛子の関係が深まる頃、殺人犯「山神一也」の公開捜査でその写真や特徴をテレビが伝えだした、それを見た父は直ぐに娘の恋人田代に当てはめ考察した。

完璧ではないがかなり同一人物と思え、なんとかしなければと不安が募った。一方、娘愛子は田代と付き合い知り得た人柄は良いのだがその正体は不明な点が多い、愛する観点では間違っても殺人犯ではないと確信したかった。

彼女は田代を信じ、潔白を証明するためにあえて警察を呼び無実を実証しようと決断した。愛子は田代に「警察を呼んであなたの疑いを晴らしたいのでここにいて欲しい」と訴えたが、田代はそれを聞いて逃げた。

♥♥東京のキャスト♥ 藤田優馬(妻夫木聡)、母・藤田貴子(原日出子)、同居人・大西直人(綾野剛)
薫(高畑充希)

%e7%b6%be%e9%87%8e%e3%81%a8%e5%a6%bb%e5%a4%ab%e6%9c%a8大手広告代理店で働く藤田優馬はガンで余命1年足らずの母貴子と二人で同居していた。そしてサウナでたまたま知り合った影のありそうな大西に惹かれ、同性愛者の二人は大西が同居することになった。

藤田は大西に心許し、関係を深めてゆく一方で大西の不信な態度や行動がますます気にかかっていた。

大西の正体に疑心暗鬼の思いが膨ら頃、殺人犯「山神一也」の公開捜査をマスコミで知り、年格好が類似していることなどから、不信を募らせるも、良心的な自分の声が「疑っていけない、信じるべきだ」と訴えるものを感じた。

そうやった悶々としている頃に、大西が喫茶店で薫と密会をしていたのを見た。

その後、大西は姿を消した。逃亡したのか?やっぱりあいつは殺人犯「山神一也の」だったのか?

後日、大西は公園のベンチで死亡していた。彼は身寄りのない難病患者ので死が近い事を悟り、藤田に迷惑がかからないように気配りして姿を消し、ひとり静かに旅たった。

それを知った藤田は改めて大西を自分が愛していたのに彼を信じてあげられず、何もしなかった、出来なかった事を深く後悔した。

♥♥沖縄のキャスト♥ 田中信吾(森山未来)、小宮山泉(広瀬すず)、知念辰哉(佐久本宝)、

%e5%b1%b1%e7%a5%9e%e4%b8%80%e4%b9%9f母親のだらし無いオトコ遍歴に愛想を尽かした小宮山泉は離島に引越す決意した。そこで先にバッグパッカーして住んでいた田中と出会いその交流から閉ざされていた心が開いていった。田中によって泉が元気になったので級友の辰哉は田中を信頼して自宅の民宿を手伝う仕事を依頼した。%e5%b0%8f%e5%ae%ae%e5%b1%b1%e6%b3%89

ある日、離島から町の沖縄本土へ同級生の辰哉と訪れた際に泉は米兵に暴行されかけたが、間一髪誰かの叫び声で危機を逃れられた。しかしその事件は歪曲化されて伝わり泉は深く傷ついた。

%e7%9f%a5%e5%bf%b5%e8%be%b0%e5%93%89後日、米兵が泉を襲った時に田中は近くにいてそれを興味本意で見物して楽しんでいたことが彼の落書きから判明したので、辰哉は思わず田中を刺して死亡させてしまった。そして死んだ田中を警察が詳しき調べると彼こそ、八王子の夫婦殺害犯、山神一也であることが判明して、この事は直ちにマスコミにより全国に知れわたった。

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♥♥まとめ

慎親子は田代が警察から逃げたことで一時期殺人の疑いを深めたが、沖縄で殺人犯山神一也が刺され死亡した事を知った。更に警察が田代の残した指紋を確認した結果、田代は殺人犯ではないことが明白になった。そして田代は親の借金を背負わされたので取り立て屋から逃れるために身分を隠し、逃亡を続けていた事を知った。洋平は田代の返済に協力、更に田代が愛子と同棲することを許した、そして3人は同居するようになった。ハッピーエンド

泉は辰哉が田中(山神一也)を指したのは自分に原因があると思い辰哉に詫びるも手紙を書いて送ったが、辰哉は泉のせいではなく田中が約束を守らなかったからだという返答を書き記した。

1人の殺人者「山神一也」によって今回は3ヶ所の3人位の人々が明白に迷惑を受けたと見られ単純計算で9人から10人の人生を変えてしまっていることになる。今回のドラマでは影響を受けた人々は赤の他人であったが山神一也に親戚がいればその悪影響は犯人逮捕後も続きます。表向き何代か過ぎてやっとほとぼりが覚めるように思います。間違っても自分の為、相手の為、そしてその両者を近い人々の為に殺人を初め犯罪はしていはいけないようです。

最後に山神一也は何故、冒頭に八王子夫婦殺害事件で怒りの血文字を残したしたのか?夫婦や世間に対するメッセージだったと思います。各人の持つ怒りは努力しなくいてもちょっとした原因で強い繁殖力を発揮する。対する相手の為、信頼というのは簡単ではなく、更にそれを継続するには物凄い努力と忍耐が必要な場合が多いです。でもそれを達成したら心が気持ちよく清々しく、またそういう人を尊敬するのが人の本心作用にはあると思う。千葉の慎親子それを感じました。 

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