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豊洲市場での盛り土、ゼネコンの入札問題は関係歴代都知事と都議の責任大

   

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小池新知事は就任して約1ヶ月後、食の安全に必要な最終検査を待つ為に豊洲市場移転の一時延期を発表した。これ自体も大きなことですがその直後に更なる想定外の事実、主要な建築物3棟の地下は盛土がなく高さ4メートルの無認可空間が広がっています。

そこには正体不明な汚水約2,000トンが漂っています。本来専門会議を通じて提案された基本構想を無視して優先順を勝手に変更した担当責任者達とそれを確認することを怠った歴代の知事さん達は重大なる責任があります。なんでこうなったのか?検証しましょう

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★★豊洲(とよす)市場建設・移転の経過★

そもそも築地から豊洲になぜ移転するの?:築地が手狭で施設や建物が古く、当初は同じ築地を使用しながら部分工事による全面改新にという手法が提案されたが、工事費用は新地での全面工事と比較して非効率的でコスト高になること故に不採用になりました。その時、東京ガス工場跡地を購入してあったので近くて広いので移転先候補になりました。

しかしその土壌は検査してみると汚染度の高い所は基準値の4万倍も高かったりして平均して酷く汚染されていた事が判明、その対策として盛土が専門家方針として決定しました。汚染対策の土木工事は約2年半1,600億円、その後に約2年1,000億で3棟を完成して11月に完全移転予定が期待されました。しかし汚染検査が終わってないのに食の安全が未確認となるので、検査完了まで移転は延期する方針となった。汚染対策の根幹が揺らぐ「盛土なし」問題が発覚しました。

更に都は豊洲市場施設を大手ゼネコンに発注する詳細を上記の専門家方針に基づき作成して入札制度で工事請負業者を決定しました。その際、3つの主要施設の入札に関して不正の疑いが再指摘されています。
豊洲市場の主要建物3棟工事の入札結果(2回目の予定価格は3棟合計で407億3,575万円高く、落札率も3棟共にほぼ100%?

1回目(2013年11月18日) 2回目(2014年2月13日) 落札率 落札者
予定価格(円) 予定価格(円) 落札価格
青果棟 159億8951万 259億4592万 259億3500万 99.95% 鹿島など7社
水産卸売場棟 208億 932万 339億8535万 339億1500万 99.79% 大成など7社
水産仲卸売棟 260億 434万 436億 765万 435億5400万 99.87% 清水など7社

1回目の入札不調で都担当者は入札参加者にヒアリングして積算根拠を尋ね、2回目は総額で407億円以上増額したので、是非落札して欲しいと依頼されたことが落札に参加したゼネコン担当者達は証言したが都側はその事を否定、ただ3棟共に落札率が100%に近い事は限りなく談合が疑わしい、小池知事が指示した「市場問題プロジェクトチーム」がそこも調査すると思います。

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★★まとめ★

都職員数は約17万人おられます。その多くはコツコツ真面目に与えられて職務を全うされていおられると思います。しかし今回の件で明白に、都知事・副知事・局長・部長クラスは官僚体制で、決して潰れることの無い東京都株式会社に安住し、それをチェックすべき都議会も馴れ合い癒着関係が蔓延してお互い様の関係が10年以上に渡って染み付いていると思われます。

都職員の幹部は官僚、それを仕切るのが都知事、この模範となる人物が橋下徹元大阪知事です。大阪は東京都より財政が厳しくその分、身を切る改革を全職員にも求めやすかった。東京の財政規模は大阪の約10倍で豊かなので大阪とは事情が違います。

でも議会が基本的に味方でないと根本的で長期的な本質的改革は難しい、その為に小池知事は橋下式に倣い政治塾を立ち上げ昨日発表しました、そこから新党結成に向かう準備をすると思われます。今回の豊洲市場問題は都庁の本格的改革の必要性と問題の根深さを暗示しています。 

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 - 政治, 経済