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伊東若冲展2016を東京都美術館で生誕300年記念として開催中

      2017/01/19

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世界に誇る天才画家、伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年を記念して、その代表作が東京で一堂に会すのは初めてです。近年、多くの人々に愛され、日本美術の中でもきら星のごとく輝きを増す若冲の生涯と画業をより多くに人々が知り学び誇りとしたと思いますので展示会で天才との出会いが成されること期待してやみません、その手助けにこの紹介が多少なりとも役立つこと念じます。

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A)◎生誕300年記念 若冲展の紹介◎The 300th Anniversary of his Birth: Jakuch
会期:2016年4月22日(金)~5月24日(火)
会場:企画棟 企画展示室
休室日:4月25日(月)、5月9日(月)
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室:毎週金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料:
前売券 :一般 1,300円/学生(大学生・専門学校生)1,100円/高校生 600円/65歳以上800円
当日券 : 一般 1,600円/学生(大学生・専門学校生)1,300円/高校生 800円/65歳以上1,000円
団体券 : 一般 1,300円/学生(大学生・専門学校生)1,100円/高校生 600円/65歳以上800円
※団体割引の対象は20名以上、※中学生以下は無料
※5月18日(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料。当日は大変な混雑が予想されます。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
※いずれも証明できるものをご持参ください

家族ふれあいの日 シルバーデー 都内教育機関 観覧料免除申請   パパママデー
主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、日本経済新聞社、NHK、NHKプロモーション
協力:宮内庁
協賛:積水ハウス、トヨタ自動車、ニューカラー印刷、富士ゼロックス、三井住友海上火災保険、三井物産
輸送・展示協力:大光電機、チームラボ、日本航空、三菱レイヨン
特設WEBサイト:http://jakuchu2016.jp
お問い合わせ先:TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

イベント情報:○記念講演会、 事前申込制
本展総監修の辻惟雄(MIHO MUSEUM 館長)と若冲愛好家のエツコ&ジョー・プライス夫妻による対談。司会は山下裕二(明治学院大学教授)です。[通訳あり]

日時 2016年4月23日(土) 13:30~15:00
対談 辻惟雄(MIHO MUSEUM 館長)、エツコ&ジョー・プライス夫妻
司会 山下裕二(明治学院大学教授)
会場 東京都美術館 講堂(交流棟 ロビー階/定員225名)
参加方法

往復ハガキの「往信面の裏面 」に郵便番号・住所・名前(ふりがな)・電話番号、「返信用表面」に郵便番号・住所・名前を明記のうえ、郵送にてお申し込みください。1枚のはがきで最大2名の申込可。2名の場合は、それぞれの名前を必ず明記してください。

申込締切/2016年3月28日(月)必着
送付先/〒150-8551 東京都渋谷区渋谷1-3-9 東海堂渋谷ビル3F
ユースプラニングセンター内「若冲展記念講演会」係

※参加には事前申込が必要です。応募多数の場合は抽選。
※参加無料。ただし、当選ハガキと本展観覧券(半券可)が必要。

○障害のある方のための
特別鑑賞会 事前申込制
普段は混雑している特別展を障害のある方が安心して鑑賞できるように、休室日に観賞会を開催します。
*混雑緩和のため受付時間が2回に分かれます。ご注意ください。
日時 2016年5月9日(月) 12:00~16:00(受付終了時刻は15:00)
受付時間 ①12:00~、②13:45~
対象 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳などをお持ちの方400名とその介助者(1名まで)
申込期間 2016年2月29日(月)~2016年3月28日(月)
申込方法 郵送もしくは、ウェブサイトにて、事前申込
※応募者が多数の場合は抽選になる場合もあります。
※障害のある方のための特別鑑賞会の詳細はこちら>>

概要:伊藤若冲(1716-1800)は、18世紀の京都で活躍したことで知られる画家です。繊細な描写技法によって動植物を美しく鮮やかに描く一方、即興的な筆遣いとユーモラスな表現による水墨画を数多く手掛けるなど、85歳で没するまで精力的に制作を続けました。 本展では、若冲の生誕300年を記念して初期から晩年までの代表作約80点を紹介します。若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅が東京で一堂に会すのは初めてです。近年多くの人に愛され、日本美術の中でもきら星のごとく輝きを増す若冲の生涯と画業に迫ります。
B)代表作

老松白鳳図 南天雄鶏図
①-1《動植綵絵 老松白鳳図》 ①-2《動植綵絵 南天雄鶏図》
群鶏図 百犬図
①-3《動植綵絵 群鶏図》 ①-4《百犬図》
 芍薬図案蝶図  秋季画
② 《芍薬群蝶図》 ④ 《秋塘群雀図》
鯨屏風図
⑤《象と鯨図屏風》

C)代表作に見る天才技法
皇室の名宝の中に「動植綵絵(どうしょくさいえ)」という絵があります。伊藤若冲が40歳初めから10年かけて描いた絵です。絵の具は25種類あり、最高級の物が使われました。好んで使ったのは、辰砂(しんしゃ)という赤い石を砕いて作った絵の具でした。群青(ぐんじょう)は、やはり石を砕いて作ります。群青は、薄く塗っても色が出でます。胡粉(ごふん)は、白色で貝殻を粉にして作られています。そんな絵の具を使って、絹の布の上に描かれています。地位の高い人に描く時には絹地が使われました。
芍薬群蝶図(しゃくやくぐんちょうず)は、芍薬の花がいくつもの赤系の色で塗られ華やかです。赤の絵の具は2種類使われているようです。辰砂(赤い石から作られる)のグラデーションと辰砂の上から黄色を塗った赤があります。もう一つの赤は、おしべに使われていますが、赤を塗った上に白を重ねて塗り、薄いピンク色に見せています。濃いピンクは白の上に赤を塗り、くすんだ赤は赤の上に黄色を塗り重ねています。塗り重ねによる技工でいろいろな赤を作り上げていました。
芍薬の花粉の部分を立体的に見せる工夫:芍薬の花の中心部の直径3cmの花粉の部分に、立体的に見せる工夫が発見されました。花粉の部分に絵の具が剥落した部分がありました。そこには、緑色の下地が見えていました。その緑の下地の上に、白い胡粉を点状に数mmという大きさで200個も置かれていました。その上に、赤い点々が1mmの小ささで置かれていました。その上に、黄色を薄く塗ってあります。そして、そこには不思議な立体感が感じらるのです。
秋塘群雀図(しゅうとうぐんじゃくず)は、スズメがたくさん大空から舞い降りている絵柄です。下には粟の実に集まるスズメが描かれています。たわわに実った粟の実は、1粒1粒の重さを感じるような絵となっています。粟の実の中に、黄色の絵の具をかすかに盛り上げてふっくらと見せています。その黄色の中に0.5mmのくぼみを作って立体的に見えるような工夫がされています。超細密な絵となっています。また、一羽のスズメには、特別な工夫が施されていました。絹目は0.5mmぐらいですが、0.1mm以下の橙色(鉛丹・えんたん)の点々が塗られています。この点々は肉眼では見えませんが、発色の効果を狙って塗られたとみえます。塗り重ねる度に細かい描写になります。色彩の魔術師・伊藤若冲は、発色の効果を完全に理解していたと思われます。それをスーパーハイビジョンが初めて捉えました。
向日葵雄鶏図(ひまわりゆうけいず):雄鶏の羽根の中の1本1本の毛、幅1mmにもならない線がたくさんあります。そして、近くで見るのと引いて見るのではまた違った物が見えてきます。寄ってみると、1色と思われていた物が数えきれない色が使ってあります。引いて見ると、光って見えたり、立体的に見えたりします。

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D)まとめ
若冲が鋭い観察力で動植物を探求してその真実をより正確・緻密に表現する方法を300年前に習得していた事を我々は、ようやく現代科学の力、
スパーハイビジジョン等で理解できるようになりました。
その一つがグラデーション効果それは徐々に変わる色模様ですが数種類の異なる色合いを細い線で重ね合わせながら徐々に線の量を色彩毎に変化させて表現しました。また立体感もその応用から表現され実現されています。
それらを実現したのは天才肌の観察力と技量そしてそれを実行でき継続し続ける忍耐力、妥協しない精神力です。一作当たり彼は常任の十倍、百倍の時間と労力を投入したに違いありません。動植物等の自然を観察した場合、人はその数パーセントしか理解できず、それを再生しようとする限界がありますが、若冲は観察時に9割位理解できたので9割弱再現できたのではないでしょか?
最後にそう思えば、思う程、また天才の観察力・表現力を見たくなり、知りたくなったので展示期間内にスケジュールを調整して再度、行きたくなりました。  

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